ダイエットは単純に体重を落とすことが目標ではないですよね?
健康的で女性らしい 美ボディになることが目標だと思います。

そのためには、いかに筋肉をキープして体脂肪だけを減らすことができるかが重要になります。
ダイエットで最も多い失敗は、挫折もしくはリバウンドですが、次に多いのが、体重は減ったけどなんか違ったというパターン。

これは、体脂肪だけじゃなく筋肉も減らしてしまった場合にそうなってしまいます。
ですので、とにかく体重を落としたいとばかりに、間違った知識でダイエットして老けた不健康な身体にならないよう、筋肉をキープして体脂肪だけを減らしながらダイエットする方法をお伝えしていきます。
[voicel icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/yuasa_egao.jpg” name=”栄養士 湯浅”]この記事には、栄養面、運動面とも体脂肪だけを減らすために必要なことはすべて書いてありますので、参考にしてみてください🙂[/voicel]
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_egao.jpg” name=”ヒカリん”]筋肉をキープして体脂肪だけを減らすには、運動と栄養両方とも重要ですのでしっかり知識をつけて実践してくださいね😊下の目次から順番関係なく、興味のあるところから読んでみてくださいね😊[/voicer]

そもそも体脂肪とは何なの?

[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_ikari.jpg” name=”ヒカリん”]まずはダイエットでいちばんの憎っくき敵、体脂肪について知ってください😈敵を知ることで対策がしやすくなります✌[/voicer] 人間の体内には次の4つの脂肪があります。

この中で皮下脂肪と内臓脂肪の2つを体脂肪と呼びます。
それぞれ詳しく説明していきます。
[voicel icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/yuasa_egao.jpg” name=”栄養士 湯浅”]体脂肪は同じ重さの筋肉より約2.7倍も体積が大きいので、同じ体重でも体脂肪率が高いと太って見えます。ですので、ダイエットは体重より体脂肪を減らすことが重要です🙂[/voicel] [topic color=”red” title=”追記”]

血液検査の結果に表示される中性脂肪は血中を流れる脂肪のことを指します。
(血液検査表の「中性脂肪値」または「血清脂質」という項目のTG(トリグリセライド))

中性脂肪が増えると、いわゆる血液がドロドロの状態になります。
(増えすぎた分は体脂肪として蓄積されます。皮下脂肪や内臓脂肪も中性脂肪が溜まった状態です。)

これを放置しておくと、やがて脂質異常症(高脂血症)になり、動脈硬化から最悪、心筋梗塞脳梗塞、など命に関わる病気を引き起こしかねません。
もちろん、脂質異常症は病院で適切な治療が必要ですが、そうなる前に食事の改善と運動を取り入れ、予防することが重要です。

太ってきた自覚のある人は、見た目の問題以上に健康にも悪影響ですので、早めに改善しましょう。
ちなみにリン脂質はあまりダイエット上関係がないですので気にしなくて大丈夫です。
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皮下脂肪

皮下脂肪は、皮膚と筋肉の間に溜まる脂肪で、太ももやお尻など主に下半身につきやすく、それがどんどん溜まっていくと「洋ナシ型肥満」と呼ばれる下半身太りになってしまいます。
どちらかというと、女性のほうが溜まりやすい脂肪です。


皮下脂肪は内臓脂肪に比べてなかなか減りません。
ダイエットで落とすべき体脂肪は主に皮下脂肪です。
内臓脂肪は割と自然に減っていきます。

内蔵脂肪

内蔵脂肪は、筋肉の中にある内臓の周りにつく脂肪で、内臓脂肪が溜まると、お腹がぽっこりと出た中年太りと言われる体型になってしまいます。
この体型は、洋ナシ型肥満に対し、リンゴ型肥満と呼ばれます。

どちらかというと、男性のほうが溜まりやすい脂肪ですが、残念ながら中年以降は女性もこうなってしまう人が多いです。
皮下脂肪が溜まるだけならポッチャリ体型で、まだ許容範囲かもしれませんが、内臓脂肪が溜まってお腹がぽっこりしてくると、中年太りのおばさん体型になってしまい、完全にアウト❗です。
[voicel icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/yuasa_egao.jpg” name=”栄養士 湯浅”]どんどん太ると悩む40代女性が本気で痩せるためのダイエット方法に詳しく書いてありますが、中年以降女性もお腹周りに脂肪がつく理由は、女性ホルモンの減少が原因です。[/voicel]

なぜ体脂肪が溜まるの?

簡潔に言えば、カロリー収支(摂取カロリー>消費カロリー)が原因です。
食生活に問題があるか運動不足、または両方です。
まあそれだと話が終わってしまうので、もう少し専門的に(と言っても難しくないように噛み砕いて)書いていきます。

まず、人間は生きていくうえで、必ずエネルギーが必要なのですが、このエネルギーは食物から得ています。
ですので、人間は食物を食べて、それをエネルギーに変換する必要があるわけですね。
そのエネルギーの元となっているのが3大栄養素と呼ばれる「タンパク質」「脂質」「糖質」です。

この3つの中で最も体脂肪になりやすいのが糖質です。
糖質は主にご飯、パン、麺類など主食に多く含まれていて、糖質を摂ると体内でブドウ糖に変換され、血液を通して全身に巡りエネルギーに変わっていきます。
その際、糖質過多でブドウ糖が増えすぎる状態(いわゆる血糖値が高い状態)が続くと身体にとって良くありません。

ですので、血糖値を下げるために、膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、過剰なブドウ糖を吸収していきます。
過剰とはいえ、ブドウ糖は人間にとって大切なエネルギーですからなるべく残したい。
そこで、グリコーゲンという形に変換して筋肉と肝臓に貯蔵します。

が、筋肉と肝臓は貯蔵できる量は、約400g、わずか1600カロリー分しかありませんので、すぐにいっぱいになってしまいます。
そうなると次に貯蔵されるところが脂肪細胞です。

筋肉と肝臓は貯蔵できる量は、わずかですが、脂肪細胞の貯蔵量はほぼ無限です。
なぜなら脂肪細胞はどんどん肥大しますし、分裂して脂肪細胞の量も際限なく増えていくからです。

もう想像できると思いますが、こうやってどんどん脂肪細胞に貯蔵されていくと、比例して体脂肪も増えていきます。
これが体脂肪が増える主な原因です。
[voicel icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/yuasa_egao.jpg” name=”栄養士 湯浅”]インスリンは血糖値を下げる役割と脂肪を溜め込む役割があります。血糖値を上げるのは糖質だけなので、糖質を摂らなければインスリンが放出されず、脂肪が溜まらないという考えが糖質制限です。[/voicel]

体脂肪の燃焼プロセスを知ろう

先ほど書いたとおり、人間は血中のブドウ糖をエネルギー源にして活動していますので、ブドウ糖でエネルギーの供給が間に合っている限り、体脂肪が燃焼することはありません。
ですので、摂取カロリー<消費カロリー状態にして、ブドウ糖を枯渇させる必要があります。

血中のブドウ糖が足りなくなってくると、次に筋肉や肝臓に貯蔵してあるグリコーゲンをエネルギーにします。
そのグリコーゲンも消費すると、やっと脂肪の出番です。

まず脂肪を分解するホルモンが放出され、そのホルモンがリパーゼという脂肪分解酵素を作り、リパーゼが脂肪を遊離脂肪酸とグリセロールに分解します。
特茶のCMで「バラバラバラ」と元木さんも言っていますが、脂肪はそのままでは燃焼しないので、まず分解することが必要なのです。

分解された遊離脂肪酸が血中に流れ出し、体組織にあるミトコンドリアによって酸化され、エネルギーとなって消費されると、無事燃焼となります。
この時、一部の遊離脂肪酸が肝臓でケトン体となり、ブドウ糖の代わりにケトン体がエネルギーとして優位に働き出します。

もう一方のグリセロールは肝臓に行き、そこでブドウ糖に変換されます。
これを糖新生といい、これもエネルギーとして消費されると無事脂肪燃焼となります。
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_yubusasi.jpg” name=”ヒカリん”]せっかく分解されても消費されないとまた元通り体脂肪に逆戻り😱なので、運動したりして摂取カロリー<消費カロリーを守りましょう😊[/voicer] [topic color=”red” title=”追記”]

エネルギー源をお金で例えると、ブドウ糖は普段お財布に入っているお金、グリコーゲンが普通預金、そして体脂肪は定期預金といった感じ。
定期預金は通常時はあまり引き出さず、最後の最後まで使いたくないのが定期預金ですよね?(同時に溜め込みたくもなる😅)

体脂肪もそれと同じで、最後の最後で使われるようになっています。
その理由は、一説によると、人間は狩りの時代からずっと食べることもままならなかったため、命を守るために、少しでも余ったら貯蔵して、いざという時まで使わないようになったからだとも言われています。

その時代は、常に飢饉に備える必要があり、体脂肪がそのための非常時用貯蔵庫になっていったということですね。
今の時代は飢饉の心配はありませんから、そこはもういいだろうと思いますが、その時の生存本能の名残りがまだ残っているようです。

このように、体脂肪は見た目上あまり好ましくないものですが、人間が生きていく上で最も重要なエネルギーの非常時用貯蔵庫という側面もありますからなかなか手放そうとしません。
だから体脂肪は簡単に減らないのです。

ちなみに明日から何も食べるものが無くなったら、体脂肪の多い人のほうがエネルギーが多いため長く生きられます。
[/topic] [voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_ikari.jpg” name=”ヒカリん”]人体ってスゴイって思うけど、体脂肪を溜め込みすぎるのは賢くないですよね❓❓もっと丁度で調節してくれればいいのに😠[/voicer] [voicel icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/yuasa_egao.jpg” name=”栄養士 湯浅”]自分の不摂生を棚に上げて人体の仕組みが悪いとか言うのもどうかと・・・😩[/voicel]

自分の体脂肪率を知ろう~体脂肪率の計算方法

体脂肪率とは、体重に占める脂肪の割合です。
体脂肪率(%)=体脂肪量(kg)÷体重(kg)×100で計算できます。
ですが、そもそも体脂肪量を知らない人がほとんどだと思いますので、体重計で測定することが一般的です。

ちなみに体脂肪率が分かれば体脂肪量は、体重×体脂肪率(%)で計測できます。
例えば、体脂肪率が25%で体重が50Kgなら、50×25%で15Kgが脂肪量です。
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_egao.jpg” name=”ヒカリん”]体脂肪率は体内水分量などで3%くらい簡単に増減しますし、時間帯によっても変わってしまうので、一喜一憂しすぎないほうがいいかもです😅[/voicer]

ダイエットで重要なのは、体重よりも体脂肪を落とすこと。
もし、ダイエット中、体重は減ったけど、体脂肪率が変わらないのなら、体脂肪ではなく筋肉が減っている可能性が高いのでダイエットを見直す必要があります。

逆に体重が変わらないのに体脂肪率が減ったのなら、そのダイエットは成功しています。
「えっ❗体重変わってないのに成功ってなんで❓」
と思うかもしれませんが、その状態は、筋肉が増えて体脂肪が減っている証拠で、ダイエット上理想の状態だからです。
筋肉が増えると基礎代謝が上がるので、今までより痩せやすくなります。

ただ、体重も体脂肪も短期スパンでは変動誤差がありますので、ウェストなど実寸も必ず測っておきましょう。

40代女性の標準体脂肪率

下図はタニタから引用したものですが、これによると、40代女性の標準体脂肪率は、「22~35%」だとされています。

引用元:タニタの健康応援ネットからだカルテ

画像で実際どのくらいか見てみると

引用元:builtlean

35%はちょっと太い気がしますね。
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_egao.jpg” name=”ヒカリん”]ちなみにブタちゃんの体脂肪率知ってますか❓聞いてショックを受けないでください😱なんと‼14~18%だそうです😵野生のブタは13%でもはやモデル並みですね🤩[/voicer]

体脂肪率とBMIの違い

体脂肪率と並んで肥満度の目安になっているのがBMIです。

BMIとは
/ Body Mass Index / ボディ・マス指数 / 体格指数 /
[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で算出される値。
肥満や低体重(やせ)の判定に用いる。

肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます(身長はcmではなくmで計算します)。

計算方法は世界共通ですが、肥満の判定基準は国によって異なり、WHO(世界保健機構)の基準では30以上を”Obese”(肥満)としています。
日本肥満学会の定めた基準では18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普通体重」、25以上が「肥満」で、肥満はその度合いによってさらに「肥満1」から「肥満4」に分類されます。

BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものとされています。

引用元:厚生省e-ヘルスネット

体脂肪率とBMIの違いは、BMIはあくまで身長と体重のみで計測されますので、体重に含まれる脂肪量や筋肉量などは考慮されません。

ですので、体脂肪率が標準でもBMIでは肥満ということが普通にあります。
わかりやすくいえば、同じ身長、同じ体重で、一方は筋肉マッチョ、もう一方はポッチャリの場合、明らかに見た目は違いますが、この場合はBMIも同じになります。

ですので、BMIは見た目と比例せず、あくまで健康上の統計データと捉えたほうがいいと思いますので、ダイエットでは体脂肪率を優先したほうがいいでしょう。

但し、体脂肪率もあまり過信しないほうがいいです。
なぜなら市販の体脂肪計は正確ではない場合が多いようですし、加えて短期スパンでは3%くらいの誤差はあたり前のように出るので、体脂肪計の数値も参考程度にして、ウェストなどの実寸を目安の軸にするといいですね。

体脂肪を減らす方法~食事編

体脂肪が燃えやすい食事は、カロリーオフか糖質オフが一般的ですが、ここでは脂肪が燃えやすい成分を紹介しながら、おすすめの食材を紹介したいと思います。

但し、これらはあくまで体脂肪燃焼の補助に過ぎません。
摂取カロリー>消費カロリーの状態で、これらを摂ったからといって、体脂肪が減ることはないです。
これはサプリでも同じです。

摂取カロリー<消費カロリーを守らない限り、何かを食べたら脂肪が燃えてくれるということはありえないことを前提にお読みください😊
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_ikari.jpg” name=”ヒカリん”]お腹いっぱい食べて運動もしないで痩せるわけなーい‼😩変なサプリにだまされないで下さい😊[/voicer]

カプサイシン

カプサイシンは、トウガラシ、ハバネロ、ジョロキアなどに含まれています。
カプサイシンの含有量は、基本的に辛いほうが多いです。

カプサイシンを摂取すると胃や腸から吸収され、それが血中に流れ出します。
すると辛さが刺激になり、アドレナリンが分泌されます。

アドレナリンが分泌されると、脂肪分解酵素リパーゼの分泌が活性化されるので、体脂肪の燃焼プロセスを知ろうでも書いたように、体脂肪を燃焼させる効果が期待できるということですね。

但し、単体で体脂肪を燃焼させるほどの摂取量は期待できないので、サプリがおすすめです。
また、カプサイシンを摂ったあと有酸素運動をすると脂肪燃焼が早まるとも言われています。
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_egao.jpg” name=”ヒカリん”]アドレナリンがでると、糖が減った時に脳から送られる「お腹へったよ~~」のサインを止めることができます。何かに集中するとお腹減らないですよね❓あれもアドレナリンのおかげです💖[/voicer]

L-カル二チン

L-カル二チンは主に赤身肉に多く含まれています。

L-カル二チンは、脂肪分解酵素リパーゼによって分解された遊離脂肪酸を、ミトコンドリア内に運び込む役割を担っています。
L-カル二チンが不足すると、せっかく分解された遊離脂肪酸が、うまくミトコンドリアの中に入れず、エネルギーに変わることなく再び体脂肪に逆戻りしてしまいます。

ビタミンB群

ビタミンB群は、B1、 B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンのことで、エネルギー源である3大栄養素の代謝を促進させます。
このことから代謝ビタミンとも呼ばれています。

いくつかの種類があるビタミンB群ですが、単体では効果を発揮しにくく、お互い助け合いながら働いていますので、ビタミンB群は、一緒に摂ることが望ましいです。
また、体内に貯蔵することができませんので、常に摂取する必要があります。

ビタミンB群が不足すると、代謝が悪くなり、当然痩せにくくなってしまいます。
ビタミンB群が多く含まれているのは、赤身肉、レバー、うなぎ、卵、カツオ、マグロ、バナナなど。

EPA、DHA

EPA、DHAは青魚の脂です。
脂といっても、EPA、DHAは、人間の体内でつくれない必須脂肪酸で、血液をサラサラにする効果があります。

EPA、DHAは、体脂肪燃焼より、血中の中性脂肪を溶かし、血中の余分な中性脂肪を体脂肪に変えないようにする効果があります。
サバ、イワシ、サンマ、アジなどに多く含まれます。
[topic color=”red” title=”注目”]

脂と聞くとダイエット中はご法度の気がするかもしれませんが、ダイエット中に脂を避けるのは古い考えです。
それどころか、脂質制限ダイエットについて正しい知識を管理栄養士が教えますを読むと良質な脂を積極的に摂るとダイエットに効果的だということがわかるはずです。
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カフェイン

カフェインは交感神経を刺激して代謝を促進し、脂肪燃焼にも好影響を与えます。
また、カフェインにはカプサイシン同様アドレナリンを分泌させますので、脂肪分解酵素リパーゼの分泌が活性化され、体脂肪を燃焼させる効果が期待できます。

カフェインといえばまずコーヒーが浮かぶと思いますが、カフェインを最も多く含むのは、コーヒーではなく玉露です。
他にも栄養ドリンク、ココア、紅茶、緑茶、チョコ(カカオ)などに含まれています。

クロロゲン酸

クロロゲン酸は、ポリフェノールの1種で、コーヒーに多く含まれています。
クロロゲン酸にはL-カル二チン同様、脂肪分解酵素リパーゼによって分解された遊離脂肪酸を、ミトコンドリア内に運び込むのを促進させ、体脂肪を燃焼させるサポートをしてくれます。

コーヒーにはカフェインも含まれており、ダイエットに効果的で注目されています。
但し、飲みすぎるとカフェイン中毒になり、睡眠の質が低下する、自律神経の乱れ、胃が荒れるなどの症状が現れることもあるので注意して下さい。
[voicer icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/hirakawa_yubusasi.jpg” name=”ヒカリん”]コーヒーはカフェインとクロロゲン酸2つの効果でダイエットにぴったりです‼と~ぜんですが、砂糖とミルクは控えめに💖[/voicer]

体脂肪を減らす方法~運動編

今は筋トレブームで、ダイエットには筋トレだけでいいみたいな風潮がありますが、40代女性が効率よく体脂肪を減らすには、有酸素運動が必須です。
特にダイエット初期は筋トレより有酸素運動のほうが体脂肪を減らしやすいので、まずは有酸素運動から始めることをおすすめします。

なぜなら筋トレは消費エネルギーが少ないため、体脂肪を直接減らすことは、あまり期待できないからです。
確かに筋トレ後、アフターバーン効果と言って、しばらく基礎代謝が上がる時間がありますが、かなりハードな筋トレをしないといけない上に、基礎代謝が上がるといっても10%前後ですから、40代女性の基礎代謝が1200カロリーくらいですので、120カロリー程度。

120カロリーならご飯一杯分(160カロリー)にもなりません。
かなりハードに筋トレしても思ったより体脂肪が減らず、挫折する可能性が高くなります。
運動経験がないような40代女性が筋トレだけで体脂肪を減らそうと思うと、かなりの強度で3ヶ月くらいはかかります。

このように筋トレは、特に短期的に見た場合、体脂肪を減らしにくいのも事実なのです。
ではなぜ筋トレがこれほどブームなのかと言うと、筋トレはダイエットの鉄則である”筋肉の減少を抑える”事ができるからです(それどころかオーバーカロリーと高強度の筋トレなら筋肉を増やすことも可能)。

筋肉が増えれば基礎代謝が上がって太りにくくなるし、メリハリのある今どきの身体になるので筋トレをしましょうということです。
まとめると体脂肪を減らすには、

  1. まず有酸素運動で体脂肪を減らす
  2. 効果が現れだしてから筋トレでも遅くない
  3. 筋トレを継続して代謝アップ

但し、体脂肪を減らすには、ダイエットのプロが断言!痩せたいなら運動より食事でも書いたとおり、運動だけでダイエットしようとすると無謀ですので、必ず食事”改善”をして下さい。
[topic color=”red” title=”追記”] 有酸素運動やりすぎると、運動しているのに筋肉が減ってしまう可能性もあります(マラソン選手のような身体になる)。

なぜなら脂肪は何度も言うようにエネルギーの最終貯蔵庫。
ですので、そこがどんどん減っていくと身体の方でストップをかけて、なるべく脂肪を減らさないように筋肉を分解してエネルギー源にしようとするからです。

また、40代以降筋肉が減るのは一種の老化現象とも言えますから、何もしないとどんどん筋肉が減ってしまいます。
筋肉が減ると体脂肪率が多いおばさん体型もしくは、筋肉も体脂肪も少ない老けた身体のどちらかになってしまいます。
40代になったら筋トレも取り入れましょう。
[/topic] [voicel icon=”https://xn--fit-jh0i.com/wp-content/uploads/2018/10/kanie_egao.jpg” name=”蟹江 真二”]よく有酸素運動は20分後くらいから脂肪が燃焼すると言われますが、実際には運動時から脂肪も燃焼しています。ですが20分くらいまでは、ブドウ糖がエネルギーの中心で、脂肪がエネルギーの中心になるのが20分以降なのでそのように言われているようです。[/voicel]

有酸素運動

ウォーキング

最も初心者向きの運動です。
トレーニング効果を高めるには姿勢を正しくするのと、ダラダラ歩かないこと、距離や歩数より時間を意識することです。
50キロの40代女性が早歩きで20分歩くと約75カロリーほど消費できます。

ランニング

ウォーキングよりややハードですが、これも初心者向け。
但し、まったく運動習慣がない人や体重が標準よりかなりオーバーしている人は、膝を痛める可能性があるのでウォーキングが無難です。
50キロの40代女性が普通にジョギングした時の消費カロリーは145カロリー。

サイクリング

サイクリングの運動強度は、早歩きとランニングの中間あたり。
比較敵下半身の筋肉が減りにくいメリットがあります。
50キロの40代女性が普通にサイクリングすると110カロリー。
ちなみにママチャリで軽く買い物などに行くと20分で60カロリー程度。

水泳

水泳は経験者でないと難しいかもしれません。
50キロの40代女性がクロールでゆっくり泳ぐと145カロリー
ランニングと同程度ですね。
ちなみに水中ウォーキングは80カロリー程度。

エアロビ

エアロビは運動習慣のない人がいきなりやると、キツい上にケガをする可能性があるので、運動中級者以上におすすめです。
50キロの40代女性がエアロビで消費するカロリーは130カロリー。

ヨガ

ヨガは初心者におすすめの有酸素運動です。
ヨガは運動強度が低いのでカロリー消費は低いですが、リラクゼーション効果が高い、姿勢が良くなるなど、他の運動に比べてダイエット以外にも多くの効果が期待できます。

ウォーキングやランニングなどは単調ですぐ飽きますが、ヨガは楽しいので続けやすいので、目標を達成しやすいです。
50キロの40代女性がヨガで消費するカロリーは44カロリー
[topic color=”red” title=”注目”] ヨガは消費カロリーが低くダイエットに不向きですが、ビーフィットでは加圧式トレーニングを組み合わせたダイエットにもピッタリのヨガ・エクササイズを用意しています😊
詳しくはビーフィットオリジナル加圧式プログラム

[/topic]

それでも体脂肪が減らない場合

「食事も気をつけてるし、運動もしてるのに痩せないのよね~😂」
という人は”睡眠”の質が悪い場合があります。

毎日ぐっすり眠れていますか?
もし睡眠の質が悪いのなら見直す必要があります。
なぜなら睡眠の質が悪いとホルモンのバランスが崩れて痩せにくいことが科学的にも証明されているからです。

世界各国のさまざまな研究結果から、今では「寝ないと太る」という説が正しいことが実証されています。

世界睡眠会議

世界睡眠会議によると、

この4つがダイエットに影響するそうです。

その中でも、レプチンとグレリンの関係が特に大きく関係しています。

レプチンは食欲の抑止、グレリンは食欲促進と相反する役割を持ち、この2つはシーソーのような関係で、一方が増えると一方が減るようになっています。
睡眠不足だと、レプチンが減ってグレリンが増えるそうで、これが睡眠不足がダイエットを阻害する最も大きい理由です。
[topic color=”red” title=”追記”]

ダイエット中は基本的に体脂肪も筋肉も両方減ります。
ですので、筋肉を減らさないように手をうちながらダイエットしないと美しい身体になりません。

そのために必須なのが、栄養管理と運動(筋トレ)です。
特に40代以降は、栄養も運動も気をつけず、ただ単純に食事を減らして強引に痩せると、体重は減ったけど肌はかさかさ、たるみやシワも多いし、なんか違う、なんてことになりかねません。

そうならないように自己流の間違ったダイエットではなく、このサイトなどで正しい知識を身につけてからダイエットして下さいね。
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